猫の里親になって触れるようになるまで。

4月に行われた猫の譲渡会で出会い、吉宗さんの里親になって2ヶ月間が経ちました。

ブログには少し過去の日記を載せていたので、実生活ではちょうど2ヶ月を過ぎたところになります。

里親43日目以降、しばらくブログの更新を留めていたのですが、その間も変わらず優しく接し続け、コミュニケーションを図ってきました。

ほぼ同じような毎日ではありましたが、吉宗さんとの距離は順調に縮まっています。

驚くことに今では額から首の後ろ、背中までを撫でさせてくれるようになりました…!(後に書きますね)

つい先日まで「シャー!」と威嚇で挨拶してきたのが嘘のよう。甘えた鳴き声を出し、トロンとした目で見つめられると、ついギューっと抱きしめたくなります。
(だがしかし、さすがに抱っこは不可能…笑)

苦労して接してきた甲斐があり、愛が高まります。

今朝は同じベッドの足元で丸くなって寝ていました。撫でられるようになってからというもの、最近は少しずつ近くに寄ってくるようになりました。子どもみたいで可愛い。

全然なつかなかった当初のことを思えば、奇跡って起こるものだな(大げさ)と感慨深いものがあります。何事も根気強く、継続は力なりと思ってやってみるものですね。

ニャアニャア鳴いたら美味しいご飯をたらふく食べさせてあげる。

テンションが上がってきたらラジコンで遊んで家中をたくさん走らせてあげる。

ミャーン♪と鳴いたら、同じトーンでミャーンと返事をしてあげる。

テーブルの上や、流しの上に乗っても怒らない。

なるべく家の中を自由に探索させてあげて、彼の行動を詮索しない。

などなど…日常の何気ないことから、彼のペースに合わせて、のんびりと見守ってきました。

「このラジコンは僕のもの!」

「えいやー!」華麗なる猫パンチ。遊びと言えどいつでも真剣勝負だね。

ダンボールハウスもいたくお気に入り。
腕の筋肉に日々の運動の成果が見えます…。

相変わらず毛布やマットには格闘を挑み続け、猫キック炸裂。

夜、照明を落とした室内でのリラックスタイム。お腹を出してぐねぐねゴロゴロじゃれる姿も見せてくれるようになりました。

かゆい場所を床にこすりつけて気持ちよさそう。

この「背中すりすり=気持ちいい」が吉宗さんの中の新常識となり、私たちとの距離をより一層縮めることに。

日々、少しずつ続けてきた猫じゃらしでの頭なでなで。

これで首の後ろから背中をゴシゴシしてあげると、背中をぐねらせ尻尾ピーン!

「むず痒いところに手が届いて、気持ちいいニャア〜」(といった感じでしょうか笑)

しだいに猫じゃらしの持ち手を短くしてゆき、猫じゃらしから手のひらへとすり替えて首の後ろを直接なでなで!痒いところを掻いてあげることに成功!!!

苦節、55日目。

里親12日目のブログに、収納ボックスの中にいる吉宗さんを撫でたことが書いてありました。

逃げ場のない場所で撫でることで嫌な顔をされ、後日顎の下にニキビを作るような事態にまで発生してしまい…あの頃は本当に申し訳ないことをしたなと…。

多頭飼い現場から突然捕まえられて、注射や避妊手術を受けて、兄弟からも引き離されて、次は何をされるか分からない…人間の手には怖い思い出がいっぱいあるのだろうな。

保護するためには避けられないことだったから、仕方ないのだけれど。それも彼の中ではつい最近の出来事。

撫でる時はなるべく手が見えないよう、背中のほうからゆっくり触れてあげる。そのうち気持ちいいと分かってくれれば、彼も安心して体を預けてくれる。
注意を払いながら優しく接してゆきます。

そのうち背中を丸めて「撫でて〜」と甘える姿を見せるようになり、驚きと嬉しさでいっぱいになりました。

ちなみに顔のほうから手を伸ばすと、やっぱり猫パンチを食らいます。鋭い爪に引っ掻かれると痛いです。苦笑

そうして2ヶ月が過ぎた今では、背中のほうからであれば猫じゃらしがなくても触れるようになりました。(但し寝起きに限る!)

寝起きには私の周りを何度も行ったり来たり、くねくねしながら甘えてきます。

しかしテーブルやソファにはスリスリしてますが、決して私の足にはスリスリしてこないんだな。恐怖心はまだぬぐえないようで、もう少しかな。

人間の手が優しいもので、怖くないってこと、彼に伝わりますように。

いい子、いい子。

2016-06-20 | Posted in , 里親Comments Closed