里親1日目:保護主さんからの引き渡し。ケージ飼いは必須かも。

里親1日目。譲渡会から1週間が経ち、待ちわびた引き取りの日がやってきた。

朝9時半頃に吉宗さんを乗せた車が到着。

都内から神奈川の自宅まで保護主さんが車で届けてくれた。(遠方までお越し頂いたことに感謝!)

相変わらず、にゃーともうんともすんとも言わず、ネットごとキャリーに入れられて静かに丸まっている。

さっそくリビングへ設置したケージへ移すと、肩をすくめて臆病顔。

呼吸も早く、お腹をピクピクさせて少し震えている。目が合えばびっくりまんまるお目目。

ケージは窓のそばに置いてあげた。音に耳をすませながら窓の外を見て様子を伺っている。私たちのほうは向いてくれない。

気を利かせて保護主さんが触ろうとしたけど、あっけなく拒否…

私たちもあまり干渉せず、まずは場所に慣れてもらうことにした。

保護主さんのはからいで、数日分のご飯や、食器、毛布などを用意してくれた。2人で猫を飼うのが初めての私たちには心強く、本当にありがたい。

保護主さんも猫を引き渡す側として色々と心配があると思う。

たとえ遠方であっても、こうして猫を連れて家まで訪問することは大事なことだ。

保護主さんは終始感じよく、私たちの部屋の様子を見て安心してくれたようだ。

私たちはほっと胸をなでおろした。

その後、譲渡について取り決められた書類を交わし、譲渡金をお渡しした。今後は定期的にメールでのやり取りとなった。保護主さんにはお礼を込めて菓子折りとお手紙をお渡しした。

主人の実家では今も猫を2匹飼っており、私も子供の頃には猫を飼っていた。

母や家族が世話をしてくれて、私は都合よくなでなでしたり可愛がっていた。猫=かわいいの認識だけで過ごしてきたのだ。

でもこの日を境に改めて動物と向き合う決心が生まれた。

これからは私たち2人で育ててゆく。

書類にあった「家族の一員とし、終生添い遂げること」という文言に、強い責任感が湧いてきた。

そうして保護主さんは1時間ほどで帰宅された。

部屋には私たちと猫。途端に緊張感が…

かなり大人しくしている吉宗さん。

『様子を見てケージから出してあげてもいいかもねー』との保護主さんの助言を受け、ケージの扉を開けてみた。

数時間後、のっそり出てくる。

ケージの外に出てからは、ケージの近く、部屋の隅へ隠れてしまう。

時折、窓枠に前足をかけて外を見たい様子。高さがあるため、窓枠の上には上がることができなかった。

その後も、こそこそっと暗いところを探して逃げ込む。

…ん!どこへ行った?!

部屋自体、あまり物がないため、今のところ隠れても見渡せるようにはしていた。でも、冷静に考えたら今後の食事やトイレが心配だ。

やむを得ずケージへ戻す事に。

部屋の隅からゆっくりと姿を表した吉宗さん。じっとしている。

ここなら抱っこして戻せるっしょと安易に考えていたものの、あえなく失敗。私の考えは臆病な吉宗さんには通じなかった。

目が合ったが最後、持ち上げた途端ぴょいっと逃げられてしまったのだ。なんだか野うさぎみたいだ。大人しいとはいえ、人慣れしていない猫の捕獲は難しい…保護主さんの苦労が浮かんでくる。

しかも無理に抱っこして絶対に嫌われたと思う…後ろ脚のキックが忘れられない…涙

そうこうしているうちに、かさかさかさーーっと素早くテレビ台の下へ走って逃げられた。身を潜めている。テレビはケージとは真逆のところだ。

ど、どうしよう…このまま隠れ続けて家庭内野良の道を歩むのだろうか。

ここで名案。ダンボールで壁を作って追い込み漁の要領でケージのなかへ走らせる。

コースがよかったのか、すんなりケージに入ってくれた。はじめからこうすればよかった・・

まずは1日目、15分ほどの自由時間でした。

保護主さんから、朝ごはんは食べたと聞いていた。ケージに戻した後、ケージ内の上下段を行ったり来たりそわそわしだしたと思ったらうんち。

唐突な臭い。ああ、猫のうんちってこうだったよな・・と戸惑いながらも受け入れる。

でも、そこトイレやない。

敷いてあった布の上にぽとぽと。

布をせっせとかき分けて、一生懸命隠していた。残念、トイレはその横でした。

ま、しょうがない。うんち出てよかったね。

かわいい猫さん。だがしかしうんちは臭い。生き物を飼うことへの実感です。部屋に充満する前に、ささっとお片づけ。粗相した布も手洗いしました。

夜ご飯をあげ、私たちは21時頃にリビングを去り寝室へ入った。緊張しているだろうし、早めに1人にしてあげたかったからだ。

ケージのなかとはいえ、ようやく暗く静かになって少しは落ち着いたかな…夜中に何度かご飯の様子を見に来たけど、食べた気配なし。

2、3日は食べないと聞いていたのでこれまたしょうがない。長い目で見ることに。

今日の気づき:あまり見つめると怖いらしく、じっと見つめない事にした。「あんたなんか知らないんだからねっ」とツンデレを装うことに。猫との共存は干渉しないことが一番と悟った。

初日のため私がテンパリすぎたのと、吉宗さんのビビリっぷりに写真を撮り逃しました・・お顔はもうしばらくお待ち下さい。

ごはん× ウエット・ドライともに食べず
大◯小×

2016-04-21 | Posted in , 里親Comments Closed